「みんまち」なら、楽しく学べる!
さまざまな変革期にある今、「まちづくり」や「環境」、「地域経済」「SDGs」という言葉を、みんなが自分ごととして身近に捉えられるようになることがますます大切になってくると感じています。
今回開発した「みんなのまちづくりゲーム in cities」はそんな思いを持っているけどどうしたらいいかと感じている方にぴったり!
人生ゲームのように、まちをシミュレートしながら、チームメンバーと協力して「よいまち」を目指していきます。
ワイワイガヤガヤと楽しみながら、ゲームを終えるころには、ちょっとだけさっきの言葉たちが身近に感じられるはず。
ゲームについて
自分たちが住みたいと思える、まち・地域を実現するために、どのようなアクション・政策が効果的なのかをシミュレートし、まちがどのように変化していくのかを理解することができます。
参加者はひとつのゲームにつき4〜6名でプレイし、自分たちが「目指すまち」に近づけるよう努力しつつ、プレイの結果得られる各指標のポイント合計点を競います。
ゲームの流れ
ゲームプレイから得られる効果
付属のブックレットに目を通したり、目標に向かって楽しくゲームをプレイすることで、自然と以下の内容を体感しながら学ぶことができます。その効果は、ボードゲーム前後に地域でのフィールドワークと組み合わせることで理解はさらに深まります。
– key word –
エネルギー/自然災害/レジリエンス/環境問題/政策/地域ブランド/復興
– key word –
アクティブラーニング/ディスカッション/意思決定/ビジョン共有/リーダーシップ
– key word –
地域行財政/地域内経済循環/外貨の獲得/税金/地方自治
みんまち in cities の特徴
ゲームをプレイするだけで、
地域経済や、地域とSDGsの関わり、人口と環境など、まちづくりの要素が自然と体感できる
ゲームを進めるにはチームで議論が不可欠。
メンバーの意外な一面も見える。
チームビルディングにもおすすめ。
東日本大震災から復興した南三陸を拠点に活動する南三陸研修センターと
地域連携を推進する横浜国立大学の共同開発商品
動画でみる「みんまち」
ゲームプレイ中の様子や体験者の声をまとめました。
まずはこちらをご覧ください!
体験した人の声
お金の換算や政策、税金の徴収、環境対策など、考えなければならないことが沢山あり、本当のまちづくりのように頭を使うゲームでした。
ゲーム内容がとてもリアルで、質の高い擬似体験ができた。まちづくりがいろんな面から考えられて行われていることがわかった。
人口を増やしたいばかりに、域外にお金を流し過ぎた。途中までは良かったが、ハプニングによって最後の最後に役所の金がほとんど域外に流れてしまい、収支がマイナスになってしまった。リスク管理にまで頭がまわっていなかったのが敗因である。
観光地や飲食店などの政策やアクションを行い、都市型の観光地というような地域を目指した。そのため、CO2の排出量は増えてしまったが、域内は儲かった。
地域力が高い街になったので交付金はあまり貰えなかったが、域内の住民と役場の間でうまくお金を回した上で、域外から少しずつ収入を得るという、ある程度自立性のあるまちとなった。
結果的に、横浜のようなまちになったのではないか。
ゲームを通した私たちの街の特徴として、エネルギーはバイオマス施設と自然エネルギー施設でまかなっていること。交通手段として電気自動車の促進をしていることがあり、CO2排出量の少ない街であることが挙げられます。
これらを導入する予算はファーマーズマーケットや会社経営、余剰電力の販売等で潤った市民に高額納税をお願いして調達しました。また多文化共生を多用しました。
しかしこれにより、外国人労働者が多い農村地域になってしまいました。加えて、交流人口が圧倒的に少なかったため、域外との接触が少ない閉鎖的な街となりました。結論としては「あまり住みたくない地域」になってしまいました。
研修活用シーン
みんなのまちづくりゲームは学生から社会人の研修までさまざまな場面で活用いただけます。
ただ聞いて学ぶだけではない楽しみながら学べる「アクティブラーニング教材」として、活用いただけます。数回の授業に渡り、「目標設定→ゲームプレイ→振り返り」と一連の流れを体験することもできます。
経済学部や地域創生・まちづくりに関わる学部、ゼミではゲームを通してさまざまな状況をシミュレーションしたり、それぞれのアクションや政策の意味を深掘りすることにより、専門性が深まります。
理想とするまちに近づけるためには、チームメンバー内での「ビジョン共有」が不可欠。「リーダーシップ研修」や「チームビルディング」につながるだけではなく、まちづくりを自分ごと化することができます。
誕生ストーリー
制作者の想い
ゲームでは予想もしないハプニングが発生して困難な状況に追い込まれることもあるかもしれません。理想とする地域づくりを行いながら、どんなハプニングにも対応できるレジリエンスの高いまちへ。襲ってくる困難もチームメンバーで力をあわせて乗り越えながら理想のまちをつくってみましょう。
横浜国立大学
池島祥文
地域で創られたまちづくりゲームに大学の専門的知見を組み合わせることで、大学での教育はもちろん、地域での高度な学びにつながる仕掛けを生み出すことができました。ぜひ、日本全国でのプレイを通じて、地域再生に貢献できれば幸いです。
横浜国立大学
志村真紀
数年間の改良・改編期間を踏まえて、横浜国立大学の授業のなかで学生たちが楽しみながら学んできた教材が、やっと販売されることになりました。地域経済・地域行財政の観点からまちづくりを楽しく学べるゲームとなっていますので、高校生、大学生をはじめ、行政や企業の新人研修の機会や、まちづくりに関わりたいと思っている方にオススメです。
横浜国立大学
伊集守直
高得点を狙ってゲームを進める楽しさはもちろんのこと、まちづくりの目標や政策実施などについてメンバーと話し合いながら、楽しみや学びを自分たちで発見していけるというのも、このゲームの魅力だと思います。
南三陸研修センター
浅野拓也
未曾有の大震災から11年。他の地域に先駆けて課題解決のアクションにチャレンジしてきた復興の道のりでした。本ゲームは、こうした南三陸の学びを、全国各地やまちづくりへと反映させていくことができるツールとして大いに期待しています。
よくある質問
A:いいえ、カードやチップを使ってプレイするアナログのゲームです。レクリエーションはもちろん、学校での授業、セミナー、社員研修でもご利用いただけます。
A:ご購入の流れ より、購入方法をご確認ください。
A:はじめのうちはルールや言葉を理解するだけでも難しいかもしれませんが、何回かプレイしているうちにルールや仕組みにも慣れていきます。そうすると自分たちがのぞむまちづくりに向けて戦略的にゲームを進めることができるようになります。
またキット内には「地域経済」と「地域行財政」について書かれたブックレットが付属しています。それを一読すれば専門的知識を得ることができます。この内容は横浜国立大学で一年生が多く履修している講義の内容をまとめたものになっています。
A:基本的なゲームの進め方については付属のブックレットに記載されています。それを読みながらゲームをプレイしていただければ初心者でも十分に楽しめるようになっています。南三陸研修センターでは、講師、ファシリテーターの派遣も可能ですので詳しくはお問合せ下さい。
A:南三陸研修センターでは、「ゲームで体験!みんなのまちづくりゲーム」という3時間のプログラムを実施しています。ゲームのプレイ前には地方の抱える課題についてのレクチャー、ゲームプレイ後には振り返りと震災後に南三陸町が歩んできた地域づくりなどを交えたゲームと南三陸の関わりなどをお伝えするプログラムがあります。また、南三陸研修センターでは、講師、ファシリテーターの派遣も可能ですので詳しくはお問合せ下さい。
ツールの詳細
4~6人/1チーム(1つのまちづくりにあたって)
3~5人(プレイヤー)+1人(ファシリテーター※ゲームルールを知っている方)
ボード、SDGsカード、ハプニングカード、アクションカード、政策カード、エネルギーカード、紙幣、エネルギー&ゴミチップ、 原子力&ゴミチップ、ブックレット
1セット 7,700円(税込)
ISBN978-4-600-00722-5
C3433 ¥7000E
※送料別
国立大学法人横浜国立大学
一般社団法人南三陸研修センター
ご購入の流れ
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※WEBから購入は一度の注文上限が2セットとなります。3セット以上の購入をご希望の方は、フォームよりご購入ください。
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発注から7営業日以内に、宅急便にて発送いたします。
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